FXのIFO注文とは
通貨を取引することで利益を目指すFX。取引の際にはさまざまな注文方法を駆使して行う必要が出てきます。
注文方法には成行や指値、逆指値といった基本的な選択肢から、IFD注文やOCO注文といったより高度で便利な方法までさまざまあります。
そんな中、メリットの大きな注文方法として注目を集めているのがIFO注文です。これは簡単に言えばIFD注文とOCO注文を組み合わせてよいところだけをピックアップした注文方法となります。
IFD注文とは「イフダン注文」とも呼ばれていますが、注文を出す際に反対売買の注文も出す方法です。一方、OCO注文とは売買の注文を二通り出し、相場の変動によってレートが高くなったら売り、低くなったら買いと都合のよい方が約定されるという方法です。
IFO注文ではこの両者の特徴を活かし、一度に三通りの注文を出すことができます。そのため、一度の注文で売買を指定できるうえ、利益と損益両方を想定した取引を行うことができるのです。指値で買い注文を出すと同時に購入したものを相場に合わせて売り注文、買い注文両方を行うことができるのです。面倒も省ける上、相場の変動にも適応できるシステムなのです。
利益が出そうなレートになった決済してくれ、また損益が膨らみそうになった場合にはそれを防ぐために決済してくれる。非常に便利な取引方法といえるでしょう。FXは24時間つねに相場が変動している取引です。そのため、目を離している間に相場が急変してしまうこともしばしば。そんな時に大きな威力を発揮してくれる注文方法でもあります。
FXのIFO注文の注意点
指値の発注から利益の確定、あるいはロスカットに至るまで一度の注文で行うことができるIFO注文。従来のIFD注文とOCO注文を組み合わせた方法として注目されています。相場が上昇して利益が出そうな際にはチャンスを逃さずに確保してくれ、また損益が出そうな際には最小限に防ぐことができることで安定した取引を行うことができるのです。
ただしIFO注文を行う際には注意しなければならない点もあります。
まず業者選び。現時点ではまだIFO注文を取り扱っていない業者も多数あります。IFO注文をメインにFXを行おうと思っている場合はまず取り扱っている業者に絞り込む必要があるのです。FX業者の選択はほかにもスワップやスプレッドなど注意すべき点が多々ありますから、バランスを考えた上で選択しなければならないのです。
それから相場の見極めも重要になります。買い注文を高く設定すると約定することができませんし、約定した後も売り注文の設定が高いと売ることができません。せっかく相場が上昇しても設定に届く前に下落してしまうと利益を確保することができなくなるのです。その逆で売り注文の設定が低すぎるとまだまだ上昇の余地があるにも関わらず決済してしまい十分な利益を確保できないという問題もあります。
このように、便利なIFO注文ですが、うまく使いこなすにはこれらの注意点をよく踏まえておく必要があります。初心者が安易に手を出すのは危険な面もありますから、十分に把握した上で利用するようにしたいものです。
FXのIFO注文のメリット
FXの取引方法のひとつ、IFO注文。一度の取引で新規の注文から利益の確保、ロスカットまでを同時に行うことができる非常に便利な方法です。
このIFO注文の最大のメリットは利益を確保できるだけでなく、リスクも最小限に抑えることができる点にあります。あらかじめ指定した金額で新規注文を行い、約定すると今度は利益を確保するための指値と、損益を抑えるための逆指値の両方を設定することができます。つまり、あらかじめ想定した範囲内で取引を行うことができるのです。
そのため、FXの自動売買にも利用することができます。適切な設定さえしておけば自動的に売買を続け、リスクを最小限に抑えつつ利益を目指すことができるわけです。
FXの特徴は24時間相場が動いていること。そのため、つねにチャンスを逃さないようチェックする必要がありますし、逆に相場の下落に対応できるようにしなければなりません。携帯電話でレートをチェックするなど便利な機能も増えていますが常に相場を把握し続けることは困難です。とくに仕事中や外出時にはFX取引に専念することは難しいでしょう。そんな時にIFO注文は大きな威力を発揮します。つまり、このIFO注文さえ利用していれば相場と同様、24時間取引を行い続けることも可能になるというわけです。
本格的にFXを投資の手段として考えている人、中にかパソコンに向きあって取引に専念する時間を取れない人などに向いている注文方法といえるでしょう。またパソコンやソフトの不具合が発生して利用できないといった緊急事態にも対応できる注文方法なので安心です。